肩こり

【揉み返し注意】肩こりでマッサージをするときに気を付けること

ひどい肩こりを解消するために、自分でマッサージをしたり、
お店でマッサージをしてもらっているという人は、

 

マッサージをした後に筋肉痛のような痛みを感じた経験はありませんか?

 

それは筋肉痛などではなく、マッサージ後に出てきてしまう揉み返しというものです。

 

 

揉み返しとはマッサージなどの施術を行ったことで、筋繊維を損傷してしまい、
それによって起きる炎症のことです。

 

運動の後の筋肉痛と同じようなものです。
運動をした後に、運動不足だったため、筋肉痛になる、
マッサージの場合も例えば肩であれば肩の筋肉が凝り固まっている状態だったため、
マッサージをしたため、炎症が生じて痛みが出てくる、こういった仕組みです。

 

 

肩こりは難しい?「揉み返しはなくせるのか?」

 

マッサージをして気持ちよくなった後に、揉み返しの痛みに苦しめられる、
これでは、何のためにマッサージをしたのかわからないということになります。

 

そもそも揉み返しが出たから悪いマッサージだった、
揉み返しが出なかったから良いマッサージだったということはありません。

 

先ほどお伝えしたように揉み返しは筋肉痛のようなものです。
揉み返し自体は悪いものではないですし、揉み返しがあったから良いというものでもありません。
ただ、その場所が凝り固まっていて、マッサージしたことで揉み返しが生じているというだけです。

 

 

しかし、せっかくマッサージしたんだから、
揉み返しはなくしたい、と考える人も多いかと思います。
そんな人におススメなのが、自分で簡単にできる揉み返し対策です。

 

 

一つ目は水シャワーです。
水シャワーをする理由は、揉み返しの原因である炎症を抑えるためです。
水シャワーを全身に浴びることで、炎症を抑え、揉み返しを和らげることができます。

 

水シャワーは厳しい、と感じる人は風邪などで出た熱を抑えるシートが市販されています。
そのようなシートを患部に貼っておくと熱をとってくれ、炎症を抑えることができます。

 

 

もう1つはさとう式と呼ばれるリンパケアです。
歯科医さんが開発したケア法ですが、とても簡単で効果があります。
肩の揉み返しの場合、左肩をケアする時は、右手で左肩に軽く触れて、左手を軽く揺らします。

 

首の揉み返しの場合、左右の耳たぶの付け根を軽くつまみ、優しい力で後ろ側へとくるくると回します。
とても簡単な方法ですが、効果を実感できるケア法ですので、試してみてください。

 

 

肩こり解消マッサージに揉み返しは必ずついてくる?

 

先ほどお教えしたように揉み返しは筋肉痛のようなものです。
肩こりを解消したくてマッサージをしたら同じマッサージをしても
揉み返しがくる場合とこない場合があります。

 

特定のマッサージをすると必ず出るものでもありません。

 

もし、どうしてもも見返しが痛くて辛い場合は、肩こり解消のためのマッサージは一旦やめて、
肩こりをマッサージ以外の方法で解消する道を模索した方がいいでしょう。

 

 

ただ、先ほどご紹介した方法で、揉み返しが改善されたり、
揉み返しの痛みが肩こりの痛みに比べたらだいぶマシだという人は肩こり解消にはマッサージを続けてみるといいでしょう。

 

 

揉み返しは体質などにもよりますので、肩こりを解消するためにはマッサージをした方がいいのか、
しない方がいいのか、自分の中でメリットとデメリットを比べて、決めるといいかと思います。

-肩こり